英語ができた方がいいよね、というけれど
「できた方がいいこと」は世の中に山ほどあります。
その中でなぜ英語なのか
正直私にとって、英語は当たり前すぎて、考えたこともないことで
子どもにも聞かれたこともなく
自分が子供の頃も親や先生に聞いたこともなく
皆さんはありますか?
折角なのでちょっと考えてみました。
①世界中どこででも通じる
②世界中の人と話せる
③自分が知っていることが当たり前ではないと感じられる
④仕事、遊び、付き合う人、学ぶ内容、選択肢が増える
⑤言葉を通して自分を見直せる
私の中では③と⑤が大きいです。
特に⑤でしょうか。
私は英語に限らず言葉に興味があるのですが、それは言語の裏にある歴史や文化背景を垣間見ることができるからです。
昔から
「洋服」とか「下駄箱」という言葉が残っていることが
嬉しいような
誇らしいような
フフフって笑えるような気持ちでした。
みんな今着ている服は、もう「洋風」ではないけど、
着物に比べたらそうだよねとか
下駄履いてたんだよねってことが
まだ言葉に残ってるのがうれしかったんです。
英語のお名前に聖書に出てくる名前の人と知り合うと
どんな背景で付けたのかなと思ったり
言い回しや単語の語源を調べるのも好きです。
自分が見ている今の世界はほんの一部だけで
世界には無数に歴史や考え方があり、
それらの片鱗が言葉に表れていると思うと
せまっ苦しいこと考えとんなよ!
って自分が悩んでいるときに役に立ったりします。
全く無関係のような話でいて
「国際結婚ってどんな感じ?」とよく聞かて
まあ、結局「人対人なので」と私は答えるのですが
要はその人がもっている個人の歴史的背景や、文化的背景が
自分が受け入れられるかというだけだと思っています。
日本人同士でも
誰かの考え方が受け入れられない!と思うことはあるはずで、
その受け入れられる大きさは
相手と自分の乖離ではなくて
自分がいかに
「そういう考えもあるんだね~」
「知らんかったわ~」
「それおもろいね~」
と思えるかどうかではないでしょうか。
まわりまわって
そういうわけで私は、
言語が与えてくれるそういう力が好きで
英語ができた方が、自身の受け入れられる受容力が強くなると思っています。
長々とすんません。